宇宙技術開発株式会社

イタリア中部地震について

公開日 2016.08.30|最終更新 2016.09.01

2016年8月24日(水)に発生したイタリア中部地震について、 陸域観測技術衛星「だいち2号」(ALOS-2) に搭載されているLバンド合成開口レーダ(PALSAR-2; パルサー2)が観測を実施しました。イタリア中部のアマトリーチェ(Amatrice)やイッリカ(Illica)の周辺の変動も検出されています。

観測は日本時間8月25日午前8時に行われ、データはJAXAより関連機関へ提供されました。 2015年9月9日のほぼ同時刻の同じ条件による観測データを用いた干渉画像が公開されています。

なお、緊急観測とマップ配布はコペルニクスプログラムから実施されており、PDF形式でダウンロードできるように整備されています。また、マップでは実際の建物の倒壊を多く確認することができます。

欧州では、エアバス・ディフェンス・アンド・スペース社から、古い町並みのイタリア中部の街ペスカーラ・デル・トロント(Pescara del Tronto)とアマトリーチェの地震前後(2015年7月13日/2016年8月26日)の プレアデス衛星 画像が比較・公開されています。

また、欧州宇宙機関ESAからは、Cバンド合成開口レーダを搭載した地球観測衛星 センチネル1 の干渉画像も公開されています。地震前2016年8月20日のセンチネル1Bの画像と、地震後2016年8月26日のセンチネル1Aの画像から作成されています。

アックモーリ(Accumoli)では、およそ20cmの変動が検出され16cm以上の横方向変動があったことがわかします。また、e-GOESからの コスモスカイメッド衛星 の画像も撮影されています。

source : JAXA


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