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エグゾマーズの軌道調整マヌーバについて

最終更新 2016.07.29

欧州宇宙機関ESAとロシアROSCOSMOSの火星ミッションエグゾマーズ(ExoMars)は、2016年10月19日(水)に火星軌道に到着する予定です。この軌道制御は、火星への到着日を調整するとともに、火星軌道投入時の軌道制御噴射量を減らすために行われます。

軌道調整には、軌道探査機のトレース・ガス・オービター(TGO)のエンジンを使い、52分間の噴射を行い秒速326メートルの速度変更を与える計画です。

軌道制御の実施から14日後の8月11日に軌道位置データを測定する予定です。さらに軌道の修正が必要なら9月の中旬にもう一度軌道制御を行うことも可能です。

ESAの記事によれば、軌道制御噴射は52分間、トレース・ガス・オービター(TGO)は、10月16日にスキャパレリを分離した後、しばらくは長楕円軌道で火星を周回しながらエアロブレーキを使って遠点高度を下げていきます。最終的には高度約400kmの円軌道に入り、2017年12月から5年間の科学ミッションを開始する予定となっています。

source : ROSCOSMOS


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