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火星着陸機スキャパレリが使うパラシュート試験の様子

最終更新 2016.07.01

2016年3月火星へと打ち上げられたエグゾマーズ第一弾、軌道周回機トレース・ガス・オービター(TGO)と着陸機スキャパレリ(Schiaparelli)。スキャパレリは10月19日に火星大気圏に突入・下降・着陸予定です。

高度約11kmから時速1700kmで降下する時、パラシュートはモーターで開くようになっています。地表高度1.2kmで時速200km程度にまで減速させます。

ESAのホイヘンス機がタイタンに降りる際に利用したものと同じディスク・ギャップ・バンドタイプ(中間に隙間を持たせたタイプ)のパラシュートを使用。展開時の直径は12mで素材はナイロン繊維、ロープ部分もケブラー素材を使用していて耐久性のある化学合成素材が使われています。

NASAのグレン・リサーチ・センターでは、小さなサイズのパラシュートで超音速時にどのように膨脹するか、試験が行われました。

画像はフルスケールモデルで、エームズ・リサーチ・センターにある世界最大の風洞内で行われたパラシュートを認定するための展開試験の様子です。

source : ESA


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