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K2ミッションは生まれたての惑星も観測

最終更新 2016.06.22

私たちの太陽系外の太陽系を見出すためのNASAのケプラー宇宙望遠鏡では、様々な惑星系を発見してきました。

ケプラー宇宙望遠鏡は、もともと生命の存在する惑星を探査するミッション目的を持った観測を実施していますが、今回の観測では「K2-33b」と呼ばれる生まれたての惑星を発見することになりました。

私たちの地球はおよそ45億歳ですが、K2-33bは、500-1000万歳程度で、K2-33bが回っている主恒星はまだ若くぶ厚いデブリの輪を従えています。今までのこの種の観測で発見された恒星と惑星は、皆10億歳以上の云わば中堅の星々でした。

今回は、惑星が生まれたてのタイミングで観測したということが判明しており、今後の惑星系の成長の解明などの貴重な観測となります。

なおケプラー宇宙望遠鏡の探査では、恒星の周囲を回る惑星によって周期的に減光が起きる現象を観測するトランジット法を使った観測を行い、周囲の惑星の大きさや距離などを計測しています。

今回の観測でK2-33bは、海王星サイズの惑星で主恒星を太陽と水星の10倍も近い距離で5日に1回回っており、そのためとても熱い惑星となっています。

source : NASA


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