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冥王星の月ニックスとヒドラ表面も水の氷

最終更新 2016.06.20

2015年7月14日に接近撮影した探査機ニューホライズン(New Horizons)の観測では、スペクトルイメージャのLEISAにより、4つの小さな月ステュニス、ニックス、ケルベロス、ヒドラの詳細な画像が明らかにされました。 (この記事では比較のため直径1210kmのシャローンと48kmのニックス、50kmのヒドラが写っているだけ)

シャローンとニックスとヒドラを構成するスペクトル比較について比較したグラフを見てみると、ヒドラやニックスの方がより純粋な水の氷のスペクトルに近くなっています。

研究者によれば、冥王星の小さな惑星は若かりし冥王星に小さな惑星がぶつかった衝撃のデブリから構成されたと考えられるとのことで、ステュニスとケルベロスについては詳しいスペクトル収集はしていないものの、表面の高い反射率を見ても、同じ様に水の氷が表面にある構造となっていると類推されるとのことです。

なお、ニックスとヒドラの水の氷の割合が同じような大きさにもかかわらずかなり異なる点については依然謎のようです。LEISAによるニックスの観測は、接近日に撮影されたもので3.7kmの分解能となっています。

source : NASA


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