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エグゾマーズの火星着陸は10月19日に設定

最終更新 2016.07.28

3月14日に打ち上げられた欧州宇宙機関ESAとROSCOSMOSの火星ミッション「エグゾマーズ(ExoMars)」は順調に飛行し、すでに5億kmとされる旅路の半分を旅してきました。

4月7日には搭載カメラにより火星の初画像を撮影し、地球へと送られてきました。そして、6月13日に火星より4100万km離れた場所から撮影された火星(分解能460km)も送られてきました。

まだハッブル宇宙望遠鏡などの観測には遠く及ばないもののこのまま調整がうまくいけば、予測値に近い精度となるので10月の2週目にはかなり鮮明さを増すと思われます。

着陸機スキャパレリ(Schiaparelli)を搭載した火星周回機のトレース・ガス・オービター(TGO)は、10月16日にスキャパレリを分離する予定で、その3日後の19日に、スキャパレリは火星大気圏に突入・下降・着陸を実施することになります。TGOの火星軌道投入も19日に行われる予定です。

軌道機のトレース・ガス・オービターは、搭載する4つのセンサーで火星の大気中の希少ガスを計測します。惑星のアクティブな地質活動や生物学的過程を示すため特に特別にメタンに関心が寄せられています。

今週も軌道周回機の観測装置の点検が実施されます。7月28日(木)には火星へ向かう軌道を調整するための軌道制御が行われます。

source : ESA


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