宇宙技術開発株式会社

シグナスはSaffire火災実験を実施

最終更新 2016.06.16

14日(火)の午後、国際宇宙ステーション(ISS)のユニティモジュールから切り離されたオービタルATK社商用補給機6号機シグナス(OA-6/Cygnus)は、1,854kgの廃棄品を搭載し、帰途についています。

切り離しから約5時間後に、シグナスの船内で Saffire-I (The Spacecraft Fire Experiment-I) 実験装置を使った火災実験が実施されました。火災実験の実施記事中でもわかるように、シグナスの与圧モジュール中に、Saffire-I実験装置がくくりつけられています。(写真は切り離し前に撮影されたもの)大きさは幅50cm、高さと奥行きは1m×1.3mです。

燃焼サンプルは、40cm×1mほどの綿-ガラス繊維の混合材質で、今まで宇宙で実施したものの中で最も大きなものとなります。飛行中に遠隔操作で点火されました。

微小重力環境における燃焼実験を安全に履行することに成功し、今後も同種の技術と素材開発のために同燃焼実験環境を利用する道が開かれました。

今後もSaffire-II、Saffire-III実験装置がシグナス補給船に搭載され、ISSから分離した後に、酸素濃度を変化させたり空気の流れを変えたりしながら、火災がどのように広がるかの実験を行う予定です。

source : NASA


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