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ジュノーミッションについて

最終更新 2016.06.23

2011年に打ち上げられたNASAの木星探査機ジュノー(Juno)は、日本時間2016年7月5日(月)に木星軌道に到達予定です。その歴史的な木星軌道投入に関して、NASAは「昨年のニューホライズンによる初めての冥王星接近に匹敵するだろう」と期待を寄せています。 関連するNASAテレビ放送が予定されており、接近のライブ放送もあります。

  • 7月1日(金)午前2時~ ジュノーの軌道投入についてNASA科学概要
  • 7月4日(月)午後7時~ NASA科学のジム・グリーンとダイアン・ブラウンのジュノー木星の軌道投入のライブインタビュー
  • 7月5日(火)午前1時~ ジュノー木星投入の最終メディア概要説明
  • 7月5日(火)午前11時30分~ ジュノー木星投入のライブ放映
  • 7月5日(火)午後1時30分 ジュノー木星投入後の科学概要説明

ジュノーは、バスケットボールコートほどの大きさの太陽電池を有する衛星で、深宇宙の木星軌道まで太陽電池の力だけで達成した最初の探査機となります。7月4日(月)の軌道投入時の接近距離は、木星の雲の上空から4,667kmの近さとなり、1974年に米国の深宇宙探査機のパイオニア11号が達成した接近記録43,000kmよりも、更に木星に近づく記録を達成します。

6月16日(木)には、すでに木星から1380万kmの場所まで近づいています。この接近軌道からは木星が雲で隠れて精査することが出来ない惑星の起源を解き明かすために、構造や大気、磁気圏といったものを調べることになります。

ジュノーは、7月4日(月)にメインエンジンを35分間逆噴射し、木星の極軌道に投入されます。ミッション期間中にジュノーが受ける放射線量は歯科用のX線を1億回以上受けるのに相当するレベルとのこと。長期間の厳しい宇宙環境での機器の耐久性など、今後、宇宙で活動する際に役立つ他の技術データも取得できそうです。

source : NASA


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