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NASAのEO-1衛星によりメタン排出施設を特定

最終更新 2016.06.15

近年、地球の大気中にあるメタンの観測は、地球温暖化に関連する要素とあって、地球観測衛星により、全世界規模の統計として蓄積されています。

既にメタン観測は地球観測衛星の十八番となってきていますが、特定の設備に関しての排出を観測するといった、ピンポイントなものには使われてきていませんでした。

ランドサット衛星などと並べられることの多いNASAのEO-1衛星ですが、EO-1衛星にはハイペリオン(Hyperion)という多バンドセンサー(ハイパースペクトルセンサー:分解能30m)も搭載されています。

陸域や水域に使われることも多いハイパースペクトルですが、大気成分の観測にも特長を発揮します。ハイペリオンによりピンポイントでメタンの発出を観測することができ、2015年から2016年の冬にかけて、アリソ・キャニオン他3か所の別の場所のメタン漏れを検出することができました。

NASAのER-2航空機に搭載される近赤外分光計でも同様の観測がされ、場所などが一致することが検証されました。

source : NASA


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