宇宙技術開発株式会社

欧州は宇宙から天然ガスパイプラインモニタリング

最終更新 2016.06.13

現在、世界では天然ガスと石油のパイプラインが200万kmも敷設されており、このパイプラインは欧州では1.5mほどの地下を走っているようです。EU内を走る天然ガスパイプラインは14万kmで、更に4万kmが石油と関連製品を運んでいます。

欧州では天然ガスパイプラインの事故の半分が、発掘や建設工事、土中を深く耕したりすることによっておきて起きているため、このような事故を減らすために運用会社が3週おきにパイプライン全体に沿って、ヘリコプターを使った空中調査をしています。しかし、この調査による問題の検知は、一般の人々からの報告による検知(37%)よりも低い割合(17%)であり、改善が求められてきました。

オランダのオービタル・アイ(Orbital Eye)社は、衛星からのレーダー画像を使ってわかる地上のほんの少しの動きから、事故の可能性を検知するスマートソフトウェアを組み合わせ、タブレットアプリを使い、フィールドにいる運用要員に対して、検知した危険発見報告を急送するという仕組みをとることができます。

レーダー衛星にはセンチネル1衛星が使われており、砂漠などの離れた場所での利用が期待できるとのことです。

source : ESA