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欧米共同小惑星ミッションの新しいビデオ

最終更新 2016.06.08

ESAの小惑星衝突ミッション(AIM:Asteroid Impact Mission)は、Asteroid Impact & Deflection Assessment (AIDA)という国際協力ミッションの一部で、NASAのDART(Double Asteroid Redirection Test)と協力して実施する探査計画です。

AIMは2020年10月に打ち上げを予定しており、2022年5月に小惑星ディディモス(Didymos。直径170mほどの月を持っている直径700mの小惑星)への接近を計画しています。ディディモスの月へ降ろす着陸船は、ドイツのDLRが設計・開発しているマスコット2号(MASCOT-2:Mobile Asteroid Surface Scout-2)で、日本のはやぶさ2ミッションに搭載したものをベースにしています。

ディディモスから2500mの距離から降下しはじめ、後にマスコット2号が切り離されます。(はやぶさ2のマスコット(1号)はRyuguへ2018年到達、AIMのマスコット2号は2022年に到達予定)

新たにマスコット2号について少し詳しいビデオが公開されました。ディディモスの重力レベルは地球の数千分の1のため着陸機はバウンドするかもしれないものの、比較的衝撃は優しいものと考えられます。着地後、LED照明を使って母船からマスコット2の着陸場所を把握します。

もし影になるような領域の場合にはスプリングを使用した移動機構を使ってジャンプすることで移動できます。搭載されたGNC(誘導航法制御)センサーにより、数週間表面で活動する間、十分な電力が得られると共に、観測に適した姿勢を確保できるようにします。

source : ESA


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