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冥王星の表面を覆う窒素氷は対流して入れ替わる

最終更新 2016.06.02

冥王星の大部分の表面を覆う冷たい窒素などの氷ですが、一定の期間で対流による攪拌で入れ替わることが、最新のコンピュータシミュレーションにより明らかにされました。

画像はハートマークで有名なスプートニク平原の一部で、幅400kmの地域の高分解能画像。表面に映る氷にはつなぎ目もありますが100万歳より若く、ここに映っている幅16-48kmの塊が攪拌、対流して異なるものと入れ替わっていくということです。

その進み方は年間数cmと私たちの爪が伸びるのと同じ程度で、50万年でその塊が入れ替わる位のタイムスケールですが、地質活動としては速い方に分類されます。

コンピュータモデルではこうした過程が生じるのに10km少し程度の深さしか必要とせず、対流自体の範囲は広範囲でとてもゆっくり展開しているように見えます。詳細研究内容は、6月2日付出版のネイチャー誌に掲載されます。

source : NASA


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