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米国小惑星ミッション最終準備のためケネディ宇宙センターに到着

最終更新 2016.05.24

NASAがアリゾナ大と協力して進める小惑星サンプルリターン計画オシリス・レックス(OSIRIS-REx :Origins-Spectral Interpretation Resource Identification Security Regolith Explorer)の機体が、ロッキード・マーティン社がコロラド州の工場で製造し、打ち上げ準備を行うために輸送機で空輸され、5月20日にケネディ宇宙センターに到着しました。

機体は週末に出荷コンテナからクリーンルームに移され、オシリス・レックスの機体がよい条件にあるか確認・検査を行いました。また、ソフトウェア試験、機器や太陽パネルの電力機能試験、宇宙機の太陽電池パネルの展開を含む機体の試験を実施する予定です。

オシリス・レックスは、小惑星ベンヌ(Bennu:1999 RQ36)で取得した物質を解析の上、サンプル60グラムほどをカプセルで地球に持ち帰る計画です。現在のところ日本時間2016年9月9日(金)午前8時5分頃に、アトラスVロケットで打ち上げられる予定。

オシリス・レックスは、米国では初めての小惑星のサンプル採取ミッションとなります。成功すれば米国では初めてとなる小惑星のサンプル採取を達成できます。米国では1992年に打ち上げられたスターダスト探査機が彗星由来のサンプルを取得(2006年帰還)したのが唯一の成功例です。

小惑星ベンヌへの到着は2018年、地球へのサンプルリターンは2023年の予定です。

source : NASA


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