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火星の衝にあたりハッブル宇宙望遠鏡は火星を撮影

最終更新 2016.05.20

地球から見て太陽と火星が反対の位置にあたるようになる天文現象は、衝と言われており、地球と火星の距離が接近する位置ともなります。しかしながら、火星軌道はかなり長楕円の軌道をとっていることもあって、地球との接近時の距離は100万km~560万kmほど変動があります。

画像紹介されているものは、NASAのハッブル宇宙望遠鏡によって、2016年5月12日地球から8000万km離れた場所から撮影された火星の画像です。この火星画像の分解能は32-48kmほどですが、北極の氷に覆われた極冠、赤さび色の大地の上の雲は、ハッブル宇宙望遠鏡において(砂嵐などの)活動動的な季節の火星を明らかにしています。

今回撮影され火星表面上に見えている地域には、1976年のバイキング1号や1997年打ち上げのマーズ・パスファインダーなどの着陸場所が含まれています。スピリットやキュリオシティ探査機のいるところとは別のエリアとなっています。

火星の衝にあたるのは5月22日で、地球から7584万キロメートルにある予定です。5月30日には11年間のうちで最も地球に近い7488万キロメートルとなります。

source : NASA