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地球は更に深刻な状態であることが報告

最終更新 2016.05.17

先週チェコ共和国のプラハで開催されていた、3年毎の地球観測国際シンポジウム「リビング・プラネット2016」では、現在進行形の多くの地球の課題が報告されました。どの課題も難題と言われるに値するようになってきています。

近年地球温暖化の主要因とされてきた二酸化炭素に加え、今までより重要性の増したたメタンも、年間0.3%の上昇が確認されています。二酸化炭素については、全世界が削減に努めているにもかかわらず年間0.5%づつ上昇しています。

これは、衛星データからはっきりと捉えられ、日本のGOSAT衛星のTANSO-FTSのデータやENVISATのデータが統合・活用され、簡単なグラフとしても示されています。上昇原因として、全てがはっきりしているというわけではありませんが、科学者達は、農業や化石燃料のようないくつかに起因すると考えています。

また、8, 9月にはインドや中国における沼地や水田起源のものなど季節性があるものもあります。今日では植物が二酸化炭素の25%を吸い上げていることもわかっています。これらのギャップを減らし、詳細な気候予測をしていくことが衛星観測の目標です。

欧州では、次回の環境観測衛星センチネル5プリカーサー(Sentinel-5P)に期待がかかります。

source : ESA


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