宇宙技術開発株式会社

X線天文衛星ASTRO-H「ひとみ」復旧断念を発表

最終更新 2016.04.28

JAXAは、問題が発生していたX線天文衛星ASTRO-H「ひとみ」について、異常事態発生後、理事長を長とする対策本部を設置し、機関をあげて不具合の全容解明、衛星状態の把握、衛星の機能回復に向けた取り組みを実施してきました。

しかし、「衛星の復旧に向けた活動は取り止め、今後今回の異常に至った原因究明に専念する」と、28日正式に発表がありました。

今回の決定を下すに至ったのは、下記2つの技術的検討結果に導かれた結論からです。

1) 物体の分離に至る推定メカニズムについてシミュレーションを含めた解析の結果がほぼ確定し、構造的に弱い部位である太陽電池パドルが両翼とも根元から分離した可能性が高いこと。

2) 物体が分離した後も電波を受信できていたことを根拠とし、通信の復旧の可能性があると考えていたが、得られた電波の周波数が技術的に説明できないこと等から、受信した電波はASTRO-Hのものではなかったと判断されること。

source : JAXA


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