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冥王星北半球ヴェガ・テラ地域の光に縁どられたクレーター

最終更新 2016.04.22

NASAの冥王星以遠の探査機ニューホライズンが、2015年7月14日に冥王星接近を果たし、多くの画像を撮影しましたが、その接近中画像の、冥王星北半球側の西端の非公式にヴェガ・テラ(Vega Terra)地域と呼ばれる場所には、クレーターと南北方向の大きな割れ目が見えます。

左上の画像は、高分解能カメラLORRIにより分解能232mで撮影されており、クレーターの端の立ち上がりの壁部分から外側周囲が、明るい光に縁どられたように映っています。

左下の画像は、少し分解能が大きく889mでラルフ/リニア・エタロン画像スペクトロメータ(Ralph/LEISA)が撮影したもので、紫色の人工的な色付けの部分がメタンの氷の分布と関連するところ、水色が水の氷を示しているところとなります。

クレーターの周囲に何故メタンの氷と見られるこの明るい光の縁取りが広がっ ているのかなど、謎の解明は待たれます。

source : NASA


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