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ケプラー宇宙望遠鏡はトラブルから復帰

最終更新 2016.04.12

2016年4月8日(金)、NASAは多くの太陽系外惑星の発見を続けているケプラー(Kepler)宇宙望遠鏡が、何等かのトラブルのため非常モードに入ったことを明らかにしました。その後ミッション運用技術者達の努力により、データを送るためのテレメトリ送信アンテナを地球に向ける安定状態に移行し、12日(火)、正常モードへの復帰が正式に発表されました。

ケプラーは、現在地球から約1億2000万キロメートルと離れており、光速で信号を返すとした場合でも13秒かかる位置にいます。姿勢制御系に問題を抱えたケプラーを使って後期段階の観測を行っているK2ミッションでは、太陽系外の恒星を観測し、多くの太陽系外にある惑星系を発見してきました。

非常モードに移行する前に、ケプラーが実施するK2ミッションとして、キャンペーン9というミッションの観測が発表されており、銀河中心に向く特別な時期の観測となっていました。今週はそのキャンペーンに復帰するためのシステム評価を行うことになります。

キャンペーン9は当初80日間ほどの観測をする予定でした。この観測に適した期間が限られていることから、2016年7月1日(金)でこのキャンペーンの観測は終了する予定です。

source : NASA


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