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センチネル2A衛星が撮影したキプロス島

最終更新 2016.03.14

地中海で3番目に大きい島であるキプロス島は、長さおよそ240km、およそ100kmの幅があります。欧州のセンチネル2A衛星は1度に撮影できる幅が290km、可視波長の分解能10mとキプロス全体を収めることができます。

紹介の画像は2015年12月22日撮影のものです。中央緑色に見える部分の中ほどにある標高1952mのオリンポス山を含んで、トロードス山岳地帯が広がっています。更に北部海岸に迫って長く伸びているのがキレニアの山並みです。

キプロス共和国の首都ニコシアは、東西に連なるこの2つの山並に挟まれた中央に位置しており、その東西に、1974年以来ギリシア領キプロスとの分離ラインが存在してきました。ニコシアの東は島の農業の中心となるメサオリア(Mesaoria)平原が横たわっていますが、冬の降雨と灌漑設備に依存しているため生産が制限されており、夏の高い気温が更に将来の条件を悪化させています。

キプロス島は、数千年前は深い森におおわれていましたが紀元前1世紀にプトレマイオス王朝の海軍に木材を提供するため大部分が切り倒され、現在では硬く固まった炭酸カルシウムに覆われています。

島の南部にある地域リマソル塩湖(Limassol Salt Lake)はアフリカとヨーロッパを亘るフラミンゴの中継地域で、冬の1か月は多くのフラミンゴを見ることができます。


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