宇宙技術開発株式会社

夜間センサで見える地球のオーロラ

最終更新 2016.03.09

近年宇宙ステーションからの芸術的な地球のオーロラの写真が多く届けられていますが、更に高い高度から広範に亘ってオーロラの発生を見てみるとどう見えるのでしょうか。

夜間の地球観測映像を取得している米国Suomi NPP衛星の、可視・赤外センサ(VIIRS)による夜間バンドの画像が紹介されています。2016年3月7日に撮影されたもので、イギリスやアイルランドの地上の街の灯りや、海上の船舶の灯りが見えるとともに、アイスランドや北大西洋側に白く広範に幕のように広がるオーロラを捉えることができます。

オーロラは、太陽活動の影響により強弱がある地球磁気圏から降る高いエネルギー粒子が上層大気に飛び込むことで大気分子の励起により可視光が放出されます。太陽活動が活発な時期は、磁気嵐が生じオーロラが多く発生します。この日はG3レベルのかなり強い磁気嵐で、大規模なオーロラとなりました。

なお、励起された分子の放出する光は、酸素は緑色、窒素は青や赤となっています。色とりどりのオーロラはこうして生じます。

source : NASA


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