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ロゼッタ着陸機のフィラエの継続はついに終了か

最終更新 2016.02.15

現在もチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星観察中のESAの探査機ロゼッタ(Rosetta)は、2014年11月12日、着陸機フィラエ(Philae)を彗星へと降ろしました。しかしその着陸時の固定に失敗しバウンドし、予想と外れた場所に着地、不安定な位置から十分に太陽電池パドルから電力を得られず、バッテリー電力低下のため安全モードに移行しました。

太陽に近づきバッテリー復活が望める5,6月に望みを繋いだ結果、2015年6月14日に短い信号取得が復活し、その後何回か信号が取得されました。しかし、7月9日に再び信号は途絶え、それ以降通信復活はしておりません。ミッションを遂行してきたプロジェクトチームは、復旧の見込みは0に近いことを発表しました。

フィラエによる科学探査は、着陸からバッテリ電力が枯渇するまでの間に計画されていた約80%が達成できたと発表されています。ESAの記事でもわかるようにバウンドしたフィラエはくるくる回転し着地していますが、正確な位置は、彗星表面を高分解能撮影しているロゼッタでも、未だ捉えることに成功していません。

source : ESA


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