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ESAの宇宙追跡ネットワークの新しいアンテナが運用開始

最終更新 2016.02.15

ESAの追跡管制ネットワークエストラック(Estrack)は、7か国の9つの地上局を結んでいますが、深宇宙探査ミッションのための信号送受の要となる3局のアンテナのひとつであるニューノーシア局の新しい4.5mアンテナが完成し、稼働を始めました。

2015年12月末には30年間利用されたオーストラリアのパース局が周辺の都市化により、テレビ放送用の周波数との干渉の問題により閉局したものの、2月11日に西オーストラリア州ニューノーシア局の4.5mアンテナが開局した結果、将来のミッションに十分耐えられるネットワークが復活しました。

オーストラリアの追跡局は、クールー基地から打上げられたロケットと衛星の追跡には欠かせない地理的な位置にあります。今回の直径4.5mのアンテナは従来の35mアンテナほどの能力はありませんが、動きの速い宇宙機の捕捉・追跡能力に優れており、同局内の大型アンテナと連動させることもできます。今回のアップグレードのための費用は600万ユーロと見積もられています。

source : ESA


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