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南極にある最南端の火山の様子

最終更新 2016.02.09

南極のロス島(Ross Island)中央部にあるエレバス山(Mt. Erebus)は、1841年に探検家のジェームズ・クラーク・ロスに噴火が発見された火山です。1908年にはアーネスト・シャクルトン一行により火山観測を行い、現在もエレバス火山観測所にて観測が行われています。

エレバス山は、南極最大の基地である米国のマクマード基地から40kmほどの距離にあります。海抜3794mあり、氷に囲まれている中にそびえたっています。常時噴煙や水蒸気を噴出していて、時々火山礫が高く上がるストロンボリ式火山です。

紹介されている画像は、NASAのテラ衛星に搭載されている日本のASTERセンサの画像で、1枚目が赤外線と赤の波長、緑の波長を組み合わせた疑似カラー画像で、2枚目は熱い方が白く、冷たい方が黒く示される熱赤外の画像です。2013年12月31日撮影。

2枚目の画像は火山の頂上の平らな部分はカルデラ内部で影となるため冷たく黒く映る一方で、白っぽい部分は高温の溶岩湖となっている場所のようです。また、周囲は海水の上に氷が浮かんでおり、海表面が見えている場所はやや高い温度に写っています。

source : NASA


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