宇宙技術開発株式会社

小惑星近傍探査を模擬閉鎖空間でシミュレーション

最終更新 2016.02.01

30日間の地球近傍小惑星探査ミッションを模擬するシミュレーションが実施されます。この研究では、4人の搭乗員が模擬閉鎖空間の住居HERA(Human ResearchExploration Analog)で暮らし、外部とは断絶、インターネットも使えず、管制官との限られた通信環境で、片道の通信遅延1-10分という厳しい環境で行われます。

この実験は、実際の近傍小惑星探査ミッション715日間をシミュレーションするもので、30日の期間中の活動は国際宇宙ステーションで使われているタイムラインと同様なものに基づいています。月曜から金曜日まで16時間働き、植物やエビの飼育を行い分析や文書作成を実施します。

期間中は、小惑星サンプル取得のためのバーチャル船外活動も含まれています。また、緊急事態の演習も行われます。ミッションを通し、チームメンバーのコンビネーションやチームワーク、結束力や雰囲気づくりや実行力、全体として良い状態に保つための情報が、メンバーの心拍や距離、動作、サウンド強度などのデータで収集されます。クルーは血液や唾液サンプルなどの生理学上のデータも収集・分析されます。

source : NASA