欧州宇宙機関が開発したオリオンのサービスモジュール

最終更新 2016.01.27

NASAが開発しているオリオン(Orion)宇宙船の下半分のサービスモジュールは欧州宇宙機関が開発しています。その構造試験モデルを下から見上げた写真が公開されています。

オリオンで使われる欧州のサービスモジュールは、搭乗員が乗り込むオリオンカプセルの真下に取り付けられて、推力・電力・熱制御・水・空気の供給を行います。EM-1の飛行予定は2018年で、月の上空100kmを通過し7万kmまで離れる軌道で6日間飛行します。月軌道への投入や月軌道から離脱するためには推進系が必要になります。

写真の中央に見える円錐形の部分は主エンジンで、赤色カバーがかけられた小さな円錐は補助スラスタです。主エンジンの推力はジャンボジェットエンジンの10分の1ほどの30kNの推力ですが、宇宙で使うにはこの推力で十分です。

欧州サービスモジュールのこの構造試験モデルは、昨年11月にヨーロッパから米国に試験のために送られました。米国オハイオ州のNASAのプラムブルックステーションで音響振動試験を行う予定です。

source : ESA


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