宇宙ステーションへの貨物輸送を3社に発注

最終更新 2016.01.19

NASAは、2019年から2024年の国際宇宙ステーション(ISS)への貨物輸送契約 Commercial Resupply Services (CRS-2)として、オービタルATK社(Orbital ATK)、シエラネバダ社(Sierra Nevada Corporation)、スペースX社(SpaceX)の3社を選定しました。

この契約では、各社に対して最低でも6回の補給ミッションが保証されています。全ての国際宇宙ステーション要求に合致すると保障できれば、2019年末に最初のミッションが開始される予定です。2016年から2024年までの総契約金額は、最大で140億ドルに達し、NASAは必要に応じてミッションを発注し、この金額内で支払いをすることになります。

なお、シエラネバダ社も選定されたため、シエラネバダ社が開発を進めている小型有翼シャトル「ドリームチェイサー(Dream Chaser)」が実現することになります。ドリームチェイサーの特長は、以下の通りです。*1

  • 翼を畳める革新的なデザインを採用したことにより、既存のロケットのフェアリング内にフィットする。
  • 与圧貨物、曝露貨物を合計5,500kg ISSへ輸送可能。これはNASAのCRS-2のRFP要求を上回る。
  • 再使用可能な機体により、コストを削減でき、短期間で再飛行可能。与圧貨物を臨機応変に回収できるため、科学実験の成果物の回収に適している。
  • 再突入時のGが低く、滑走路に着陸するため、感受性の高いペイロードの回収に向いている。帰還後すぐに荷物を取り出すこともできる。
  • 使用する全ての推進薬や消耗品には毒性がないため、史上初めて環境に優しいレベルの機体となる。

source : NASA


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