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火星探査機エグゾマーズ2016は3月14日の打上げに向けて順調に作業が進む

最終更新 2016.01.07

エグゾマーズ(ExoMars)は、欧州とロシアが共同で進める火星探査ミッションで、2016年と2018年の2回に分けて計画されています。双方ともプロトンロケットで、バイコヌール宇宙基地より打ち上げられる予定ですが、エグゾマーズ2016の打ち上げは、昨年末の段階で2016年1月から3月に打ち上げ延期になっていました。

欧州宇宙機関ESAの発表では、打ち上げは3月14日の予定で、ロンチウィンドウは25日までの予定。今回の打ち上げでは欧州のトレース・ガス・オービター(TGO:Trace Gas Orbiter)と着陸探査機スキャパレリ(Schiaparelli)が搭載されます。同記事中ではスキャパレリモジュールがバイコヌールに到着し、クリーンルーム内で梱包を解除されているところの写真が紹介されています。

スキャパレリは、トレース・ガス・オービター上に搭載されて火星に向かい、火星着陸の3日前にトレース・ガス・オービターと切り離される予定です。

スキャパレリは、火星大気に時速21000kmで突入し上層大気中で減速後にパラシュートを展開、スラスタにより着陸地上空2mで時速5kmまで減速されます。ここでスラスタ噴射は切られ、火星表面に落とされますが、着陸の衝撃吸収機構が機能します。

source : ESA


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