ブラックホール近傍の規則的パターンの光の変動観測に成功

最終更新 2016.01.07

JAXAは、X線新星の起こす現象であるブラックホールの近傍から観測される規則的な光の変動を初めて観測したと発表しました。

X線新星は、X線連星の中でも、不定期にアウトバースト(急激な増光現象)を起こします。X線連星の一つである「はくちょう座V404星」は、正確に距離がわかっているブラックホールの中では地球に最も近いブラックホールを主星に持つ天体で、過去の観測から、アウトバースト中にX線で激しい光度変動を示すことが知られていました。

この天体はこれまでおよそ十数年おきに一度という割合でアウトバーストを起こしており、1989年のアウトバースト後、2000年頃に再び増光すると期待されたものの、その時にアウトバーストの兆候は見られませんでした。ところが、2015年6月中旬から7月初旬にかけて、この天体はアウトバーストを起こして、世界中の観測天文学者の関心を集めることとなったのです。

source : JAXA


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