宇宙技術開発株式会社

欧州の新型火星ドリル開発が電気自動車へも転用予定

最終更新 2015.12.24

欧州の新型火星ドリルは、従来の掘削型ではなく、プラズマ式のドリルを採用します。ノルウェーの会社であるZaptec社は、欧州宇宙機関ESAの支援のもとに、岩などを削るプラズマドリルとその変圧装置などを開発しています。掘削型のドリルは重く、その衝撃からも火星上では効率が悪いと考えられます。

近く火星に向かうエグゾマーズのローバーが搭載する従来型のドリルでは2mの掘削が可能ですが、新しい技術であれば同じサイズのドリルで10mを掘り進めることができます。電力供給システムは火星では太陽光発電と小さな電池で100Wまでしか供給できませんが、その範囲内で作動できるように開発されました。

また、同じ技術を電気自動車に展開することで、現在100kgを超す重さがあり実用的ではない電気自動車の充電機器を、2kgまで小型化することが可能になると発表されています。

source : ESA