宇宙技術開発株式会社

欧州の光通信データ中継衛星EDRS-Aの打ち上げ準備状況

最終更新 2015.12.10

欧州の新型データ中継システムEDRS-A(European Data Relay System)を搭載するユーテルサット9B(Eutelsat-9B)は、来年1月末のプロトンロケットによる打ち上げに備えて打上げ準備作業が進められています。今年11月にフランスツールーズからロシアのカザフスタンに到着し、多くの試験を実施しています。

EDRSは、従来の無線波通信に加えてレーザー通信を追加することで地球観測などの大容量のデータを中継する能力を強化しています。レーザーターミナルの能力は毎秒1.8Gbit、更に無線波通信は毎秒300Mbitで、静止軌道上から低軌道衛星の通信を中継します。昨年11月には、軌道上のアルファサット衛星を使ったセンチネル1A衛星のデータ通信のデモンストレーションが実施されています。

宇宙望遠鏡と同様の精密機器であり、スペックに影響するレーザーターミナルは汚染が無いよう厳重な取扱いとなっています。機器や電気系統の検査やヘルスチェックも行わっています。

source : ESA


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