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あかつき軌道投入成功!金星初画像

最終更新 2015.12.10

金星探査機「あかつき」は、金星周回軌道に投入にすることに成功しました。姿勢制御用エンジン噴射後の探査機軌道の計測と計算の結果、「あかつき」は金星周回周期約13日14時間、金星に最も近いところ(近金点)では高度約400km、金星から最も遠いところ(遠金点)では高度約44万kmの楕円軌道を、金星の自転と同じ方向に周回していることがわかりました。

12月9日午後6時から実施された記者向け説明会の様子は各メディアでも紹介されました。現在、探査機の状態は正常です。今後は搭載している科学観測機器である2μmカメラ(IR2)、雷・大気光カメラ(LAC)、超高安定発振器(USO)の立上げ及び機能確認を行う予定とのことです。

また、機能確認済みの3つの観測機器(1μmカメラ(IR1)、中間赤外カメラ(LIR)、紫外イメージャ(UVI))と合わせて約3か月間の初期観測を行うとともに、軌道制御運用を行って徐々に金星を9日間程度で周回する楕円軌道へと移行し、2016年4月ごろから定常観測に移行する予定になっています。

昨年2014年末に欧州の金星探査機ビーナス・エクスプレス(Venus Express)が探査終了、金星大気突入しミッションを終えており、今後の探査による新たな金星の科学的解明に期待がかかります。
米国NASAも呼応した記事を掲載しています。*1

source : JAXA


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