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温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)によるメタン観測データと人為起源排出量との関係について

最終更新 2015.11.27

日本の温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT(ゴーサット))により、2009年6月~2012年12月の3年半に取得された観測データの解析結果が発表されました。

人口密集地域、大規模な農業地域、天然ガス・石油の生産・精製地域等の人為起源メタン排出地域は周辺よりメタン濃度が高く、「いぶき」観測データと相関関係、より精度の良い関係がわかりました。記事中のいぶきの人為起源メタン濃度分布は、1°×1°グリッド平均で示されています。中国の成都や重慶周辺、インドのラホール周辺などが高くなっていることがわかります。

この結果により、「いぶき」は人為起源メタン排出量(インベントリ)の監視・検証ツールとしての有効性が確かめられました。

パリで開催予定の国連気候変動枠組条約締結国会議(COP21)で議論される主要な基データとして、こうした温室効果ガスの衛星観測値も利用されます。

source : JAXA


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