宇宙技術開発株式会社

来年春に火星への出発するエグゾマーズのトレース・ガス・オービター

最終更新 2015.11.26

エグゾマーズ(ExoMars)は、欧州とロシアが共同で進める火星探査ミッションで、2016年と2018年の2回に分けて計画されています。双方ともプロトンロケットで、バイコヌール宇宙基地より打ち上げられる予定です。

2016年3月に打ち上げが予定されているのが、欧州のトレース・ガス・オービター(TGO:Trace Gas Orbiter)と着陸探査機スキャパレリ(Schiaparelli)です。TGOの上に設置される金色の物体が、火星を降下・着陸探査予定のスキャパレリ(降下・着陸試験モジュールEDM:Entry, descent and landing Demonstrator Module)です。TGOは、火星上空の軌道から、火星の大気観測および火星表面の画像の取得などを行います。

このミッションの主な目的は、メタンや他の微量ガスを計測し、生物学的または地質学的な過程の活動のしるしを探すことです。TGOは大気構成と温度だけでなく、季節変化も監視、表面下に隠された水氷を探しマッピングを行う予定です。また、2018年のローバーと科学探査プラットフォームのミッションで取得するデータの中継も行います。

TGOとスキャパレリは、12月中旬に2つに分けて出荷される予定で、それぞれ12月21日と23日にバイコヌール宇宙基地に到着する予定になっており、11月25日にフランスカンヌにあるタレス・アレーニア社で、メディア向けに出荷前の最後になる公開が行われました。

source : ESA


    関連リンク