宇宙技術開発株式会社

ファイアーサット構想による森林火災探知計画

最終更新 2015.11.24

NASA/JPLはサンフランシスコのQuadra Pi R2Eと共同で、森林火災を世界規模で検知するファイアーサット(FireSat)と呼ぶ衛星ネットワークを構築する計画を発表しました。

ファイアーサットは、熱赤外線センサを搭載した衛星を200機以上飛ばすコンステレーション型の設計で、世界中の森林火災を素早く検知します。少なくとも10-15m以上の規模の火災を、発生から平均15分以内に検知し、発見から3分以内に火災発生地域へ緊急通報するという仕組みです。

この構想は2011年に提唱されましたが、キューブサットによる技術向上などコスト的にも実現可能となった今、ようやく現実的になってきました。現在は、大型地球観測衛星のTerra衛星に搭載されているモディス(MODIS:Moderate-resolution Imaging Spectroradiometer)センサーが同様の機能を有していますが、頻度は1日2回と緊急通報として十分とは言えません。この構想では、2018年6月までにはこのファイアーサットシステムを運用可能にしていく計画です。

source : NASA


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