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火星のオフィル谷の地層と割れ目

最終更新 2015.11.10

オフィル谷(Ophir Chasma)は、火星の広大な渓谷マリネリス峡谷(Valles Marineris)の北部に形成されています。紹介されている画像はNASAの火星周回衛星マーズ・リコネッサンス・オービターの高分解能カメラHiRISEにより2015年8月10日に撮影されたものです。

壁となっている岩には堆積層を見せていて、底の方は風の吹きつける尾根で覆われています。底では火山性で一度溶けたマグマの侵入があり、それが堆積層をを脇に寄せて凍らせたようにも見えます。火星は地球のようなプレートテクトニクス型の地中活動はありませんが、こうした地域的な構造メカニズムが見られることは、マリネリス峡谷の構成過程などを知るため、火星の地質学者達の研究の手助けとなります。

source : NASA


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