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ドーンの画像によるセレスの地域名

最終更新 2015.10.23

NASAの小惑星探査機ドーン(Dawn)は、準惑星セレス(Ceres:ケレスともいう)を周回探査中で、上空4,400kmを周回するSurvey軌道から、2015年8月からは上空1470kmを周回するHAMO軌道に遷移、セレス表面を徐々によい分解能でマッピングを実施しています。先月末、国際天文学連合IAU(International Astronomical Union Working Group)により、セレス表面の地域名が公開されています。

カラーの高度マップをNASAでも公開しているので、こちらでも確認することができます。青い表示が低くなっているところです。中央やや右上のオケイター(Occator)クレーターの縁は切り立った断崖になっており、高低差が2kmほどあります。

HAMO軌道では、11日間14周回(1サイクル)でセレス表面の全体の撮影を実施、10月終わりまでの2か月間6サイクルで角度を変えた撮影を実施し、3Dマップを作製する予定です。

【ドーンの軌道推移】

  • 2015年3月6日:上空約6万1,000km軌道に入りしばらく日陰側を航行
    再び日照側となり4月10日(3万3,000km上空)、14日(2万2,000km上空)にセレス光学撮影
  • 2015年4月23日:最初に計画されている科学軌道高度R3(高度1万3,500km周回)に降下
  • 2015年6月6日-30日:Survey軌道高度4,400km周回
  • 2015年8月4日-10月15日:HAMO軌道高度1,450km周回
  • 12月8日以降:LAMO軌道高度375km周回

※セレスは火星木星間の小惑星帯にある最大の天体で、直径が約950km、約9時間で自転しています。


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