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ボルネオの今年の森林火災は深刻

最終更新 2015.10.21

NASAのアクア(Aqua)衛星に搭載されているモディス(MODIS)センサで、2015年10月19日撮影されたボルネオの森林火災です。赤枠が温度が高く燃えていると予想される部分で、画像だけでも100km以上にわたる地域が煙に包まれているのがわかります。

100km以上といえば、関東全域にもわたります。通常ボルネオでは、9月から10月に焼畑や新しい畑を作る目的でこうした森林火災があります。指摘されている深刻性は、土壌の下の泥炭も燃えてしまうため、消火しにくく何か月も燻り続けるため、サバンナでの通常の火災の3倍の二酸化炭素と10倍のメタンを放出すると見積もられる点です。

すでに今年のインドネシアの火災では、ドイツが毎年排出する平均量よりも多い二酸化炭素11億トンが放出されていると評価されており、今年はエルニーニョが強く現れていることからも火災が鎮火する雨期の訪れが遅く、10月末になるのではないかと心配されています。

source : NASA


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