宇宙技術開発株式会社

欧州開催の国際シンポジウムで次世代の月開発に関するディスカッション予定

最終更新 2015.09.16

欧州宇宙機関ESAで、2015年12月15日~16日にかけて、2020年~2030年の月探査に関連する国際シンポジウム「International symposium on moon 2020-2030」が開催されます。シンポジウムのテーマは「人類とロボット探査の共生の新時代」ということで、進歩的な内容になりそうです。開催地はオランダノードウィックのESTECですが、ライブ放映予定はまだ公開されていません。

月までの登場人物ならぬ関わりを持つ多種の機体を含めた構想が、今回は、月の次世代開発の目玉となりそうです。このプログラムでは月探査を国際宇宙ステーションを計画した時のように、次世代の月開発として国際的な認識の共有の中で開発を進めようとしています。

そこでは、月基地との中継にあたる国際的な取り組みの設備(International Gateway)が中間基地として視野に入れられており、中間基地へは地球からの輸送船が、そこから月へ往復する便の定型化についても構想が描かれています。構想で利用される機体は繰り返し使われます。ビジョン2030とされる中にはこうした計画の実現の方法論の展開を求めていくようです。

また、世界中の大学生達にターゲットを絞った進歩的な提案を募って勝者を招待するイベントも開催予定。こちらの大学生提案のコンテストは、人とロボットとの関連性を試していくもので、将来宇宙探査ミッションに不可欠と目される搭乗員と自動的なシステムとの可能性を探るものです。提案では、2つ以上の大陸にまたがる参加者から成るチームで、概念研究や運用活動を視覚的に表現しなくてはなりません。表現方法については先進的なツールの利用など自由に選択して良いことになっています。

9月15日にはESA主催で公開された双方向のwebストリーム上でキックオフが実施されており、参加、勝ち残った3組が12月のこの国際シンポジウムへ招待されます。

source : ESA


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