宇宙技術開発株式会社

短期滞在モーゲンセン飛行士のスラム・ダンク

最終更新 2015.09.09

9月4日より国際宇宙ステーションに短期滞在中の欧州宇宙機関ESAのモーゲンセン飛行士ですが、9月7日(月)に400km離れた地上の双方向通信ロボットセントールローバー(Interact Centaur rover)の遠隔運用を実施しました。地上側の運用設備はオランダノードウィックにあるESAのESTEC技術センターにあります。

この実験は、ペグ(棒)を決まった穴に入れる一見簡単な作業にも思えますが、自分の目と手で行う作業とは異なり、4輪双腕のローバーの遠隔運用ではなかなか困難です。今回モーゲンセン飛行士は初めてのローバー運用で、最初の試みでは45分ほどで、次の試みでは10分ほどでペグを差し込むことができました。

力のフィードバックや時間の遅れなどに対応することになりますが、この運用実験では、国際宇宙ステーションから静止軌道上のデータ中継衛星、ニューメキシコ州の地上通信局、NASAヒューストン、ESTECと、往復144000kmもの距離を通って信号が届けられました。 記事中のビデオでその様子も確認できます。関連リンクは実験以前のセントールローバーの紹介記事です。

source : ESA


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