宇宙技術開発株式会社

プロトンロケット打ち上げ再開は成功

最終更新 2015.08.31

インマルサット5 F3(Inmarsat-5 F3)は、予定通り日本時間8月28日(金)午後8時44分に打ち上げられ、15時間31分後に予定の軌道傾斜角26.75度、遠地点高度6万5,000km、近地点高度4,341km、超同期遷移軌道(SSTO:Super-synchronous transfer Orbit)に投入されました。

インマルサット5 F3は、Kaバンドを使う高速広域通信網として初めての世界規模サービスであるグローバル・エクスプレスサービスを実施する通信衛星で、3機目にあたります。グローバル・エクスプレスサービスは3機で全世界サービスを展開しており、今回のF3機は日本も含む太平洋地域をカバーします。

初期の発電能力は15kW(寿命末期で13.8kW)で、Kaバンドの固定ビーム89本と送信方向を変更可能な6本を保有。高出力を実現するために、2つの太陽電池パドルには最新式の3重接合式太陽電池セルを用いた各5枚の太陽パネルが取り付けられています。

また、今回の打ち上げに使われたプロトンMシリーズのロケットは、2015年5月にメキシコの通信衛星メキシサットの打ち上げ失敗以来、体制も含め様々な見直しを行い、8月3日に事故調査委員会の最終報告が提出された後の初めての打ち上げであり、405回目のプロトン打ち上げにあたります。

source : ILS社


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