宇宙技術開発株式会社

NASAの磁気観測衛星MMSの4機は三角錐体系で観測を行う

最終更新 2015.07.30

2015年3月に打ち上げられたNASAの磁気観測衛星MMS(Magnetospheric MultiScale)は、地球の周囲に広がる磁気圏を詳細に観測するため、4つの宇宙機が約9600m離れた三角錐を構成して観測にあたります。

磁気圏が再接続点Magnetic Reconnection(太陽風により双極を成す磁気圏が歪められ、日陰側の平衡点で電子などが地球の極方向に泡のように停滞したりまた非常に早いスピードで放出される状況を生むと考えられている地点)に関する効率的な三次元データを観測します。

MMSミッションは、正確な位置と観測データが必要となりGPS軌道よりも高い軌道を航行するMMSの位置測定にGPS衛星を利用する初めてのミッションです。MMSは最高高度は約76800kmで、GPSの軌道より4倍も高い軌道となります。GPS衛星は普段とは逆方向の宇宙から、位置方向を特定することになります。

source : NASA


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