宇宙技術開発株式会社

北京の街の拡大と環境の変化

最終更新 2015.07.27

スタンフォード大学とNASAジェット推進研究所の共同研究で、風観測も行うことができるNASAのQuickScat衛星の2000年~2009年のデータを使い、この間に中国の北京の街が4倍に拡大し、建物に遮られ風が停滞していると発表されました。

グレーから黒の範囲では大きな建物や商業中心地で、他の色は都市の変化の増減を示しており、赤が最も大きい変化、黄色やオレンジもやや多くの変化があり、青から緑色については変化が少なかった所を示しています。3-4度ほどの気温上昇と秒速1-3mの風の減速をもたらしたという結果が出ています。

この方式は他の可視光学画像を撮影する衛星では簡単に定量化できない都市の成長を、都市における構造物の成長などの観察変化に基づいて定量化するという斬新な技術が使われました。今後都市開発における天候と汚染への影響研究への活用が期待されます。

source : NASA