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チャンドラX線望遠鏡はX線エコー光で中性子星を捉える

最終更新 2015.06.24

NASAのX線天文衛星チャンドラ(Chandra X-ray Observatory)は、X線天文望遠鏡を搭載し、超新星などの観測に活躍しています。今回の公開されている画像は、コンパス座中の中性子星(Circinus X-1)かた生じた強力な噴出から生じたX線とそのエコーを捉えたデータです。

Circinus X-1は地球のある私たちの銀河中に存在している中性子星で、もうひとつの重い星と二重星を構成しています。中性子星の周囲の輪のように現れているのは超新星の爆発で粉砕された星間ガスと塵の厚い雲で、Circinus X-1自身も強い高エネルギーの粒子噴出の源となっています。

観測結果では、2013年末に爆発したエコーであるとわかり、また、エコー光からは、Circinus X-1が地球から約30700光年に位置することが判明しました。

source : NASA