TRMM南インド洋上大気圏突入

最終更新 2015.06.17

9日に17日とお伝えしていたNASA側の発表が前倒し修正され、米国JSpOCを通したU.S. Strategic Command’s Joint Functional Component Command for Spaceによれば、TRMMは南インド洋上で日本時間6月16日(火)午後0時55分大気圏再突入したとのこと。

日米協力ミッションである熱帯降雨観測衛星TRMM衛星は、1997年打ち上げ以来、赤道から中緯度地域にかけて繰り返し観測を行ってきました。17年以上運用され、正式運用終了後も実験運用が行われていましたが、ついに終止符が打たれます。

TRMMは搭載された降雨レーダーを始めとする装置により、熱帯域から発達するハリケーン級の雲の発達や降雨を立体的に解析する先駆けともなった衛星です。昨年打ち上げられたGPM衛星など多くの気象環境を観測する衛星計画にも影響を与えました。また、国際協力ミッションとしても多くの成果を残しています。

昨年末7月頃と予想されていたNASAの修正発表では、9日発表では6月17日に、更に高度の低下が見られ大気圏突入は、日本時間6月16日午後0時50分頃の予報に早まりました。その時点のNASAのOrbital Debris Program Officeの見解では、緯度35度の軌道範囲程度内に降下し、大気圏突入の際12のパーツとなり、これらの燃え残りの微小な破片による危険性は、4200分の1と予想されていました。

source : NASA


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