宇宙技術開発株式会社

次回NASA火星ミッションのために小型通信リレー衛星MarCO打ち上げ予定

最終更新 2015.06.15

次回のNASAの火星探査ミッション打ち上げは、2016年9月打ち上げを予定しているインサイト(InSight)です。インサイトは、着陸機の着陸成功を現在火星周回中のマーズ・リコネッサンス・オービターに送信しますが、その場合地球へそのデータを通信するための送信を同時には行えないため、1時間以上のロスが生じてしまいます。

そこで、NASAはXバンド送受信が可能な小型ペイロードマルコ(MarCO)2機の準備を行っているということです。

MarCOは、UHF受信も可能、36.6cm×24.3cm×11.8cmほどの大きさで、2つの太陽パネルと2つのアンテナを展開します。インサイトが降下予定の2016年9月28日(現時点の予定)の様子をフライバイしてリレー通信を実施します。

2機のマルコはインサイトと同便のアトラスVロケットでヴァンデンバーグ空軍基地から打ち上げられ、ロケットから分離した後はインサイトとは離れて独自に火星まで飛行する予定。成功すれば、火星着陸のデータをスムーズ地球で取得できることになります。

source : NASA