ニューホライズンの冥王星接近は7月14日

最終更新 2015.06.08

NASAの冥王星探査機ニューホライズン(New Horizons)の冥王星への最接近は、日本時間2015年7月14日(火)午後8時49分頃となる予定。接近方向などがミッションタイムラインの図でよくわかります。最接近距離は冥王星上空約12500km。

NASAのハッブル望遠鏡が検出したデータを基に、冥王星の月に関するシミュレーション画像も、リリースされています(※実画像ではありません)。ハッブルのデータからは、その月のうち2つニックス(Nix)とヒドラ(Hydra:ハイドラともいう)の軌道に予測不可能なぐらつきがあることがわかっています。その原因は冥王星とカローンが生む重力場の振動です。

冥王星の月は太陽系形成の歴史がまだ浅い時期に惑星と同等サイズの隕石の衝突により形成されたと考えられています。冥王星は地球の3分の1ほどの表面積、赤道面直径は2300-2400kmと地球の5分の1ほどのサイズです。それに比較して非常に大きいシャローン(Charon:カローンともいう)はその半分に近い1200kmほどの直径があります。冥王星とシャローンは互いを回転させている二重惑星で、重力中心を分け合い重力場が振動しています。

ニックスは56km×26km、ヒドラは58×34kmという楕円体形状のため、重力場の振動をうけ更に変則的な動きを見せています。冥王星とシャローンの周囲を回る月達は、他にも直径30kmほどのケルベロス(Kerberos)、まだ大きさのはっきりしないステュクス(Styx)もあります。

シャローンは1978年に発見、ハッブル望遠鏡により2005年にニックスとヒドラが、2011年にケルベロスとステュクスが発見されています。

source : ジョン・ホプキンス研究所


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