宇宙技術開発株式会社

スペースX有人型ドラゴンの緊急脱出時の試験実施

最終更新 2015.05.07

日本時間5月6日午後10時(現地時間午前9時)、ケープカナベラル空軍基地で、スペースX社の有人型ドラゴン機の緊急脱出試験(Pad Abort Test)が成功裏に実施されました。打ち上げ時に何等かの問題が発生した時に、搭乗員の安全をどのように確保するのかというのが、有人宇宙船の最も大きな課題のひとつです。

試験は、3Dプリンターで製造された8基のSuperDracoエンジン上に、実物大の試験機が搭載され行われました。SuperDracoエンジン1基当たりの推力は約6900kg、エンジンは6秒間噴射、エンジン点火からパラシュートを開き大西洋上着水まで2分間に亘る実験となりました。

ドラゴン機には温度センサーや加速度計を含む270もの計測機器が取り付けられており、搭乗員の影響を測るためダミーも座席にセットされていました。有人型ドラゴン機の試験飛行は2017年に予定されており、この実験成功は2017年実施への試金石となります。

source : NASA


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