宇宙技術開発株式会社

チリのカルブコ火山の噴火

最終更新 2015.04.28

4月22日に大噴火したチリのカラブコ火山。噴火による噴出物(プルーム)の飛来は実に100km四方にわたっているようです。火山周辺20kmの住民には避難勧告が出されました。日本時間4月23日午前6時4分(現地時間22日午後6時4分)頃から90分間にわたって火山灰や石を噴出し、溶岩が火口に観測されました。

日本時間23日午後1時頃に再び高エネルギーの炎が吹き上がりました。その後日本時間23日午後11時20分(現地時間午前11時20分)、NASAのテラ(Terra)衛星に搭載されているモディス(MODIS)センサが、その姿を捉えました。またその4時間後日本時間24日午前3時35分(現地時間23日午後3時35分)頃に、NASAのアクア(Aqua)衛星に搭載した同仕様のモディス(MODIS)センサにより時間差撮影が成功しました。(記事上部のトゥルーカラー画像、上がテラ衛星撮影下がアクア衛星撮影)

気象環境衛星であるSuomiNPPの23日の早朝(日本では夜)撮影(11.45μm帯)も行われ、灰などの噴出物(プルーム)のある範囲がわかります。ほのかな光をとらえる夜間光観測と同じ波長帯の観測画像からは、中間圏(上空50-80km)への噴出が光の環のように層状に広がっていく様子も捉えられています。

日本の「だいち2号」(ALOS-2)の撮影画像も公開されました。

source : NASA


    関連リンク