小惑星リダイレクトミッションの全貌

最終更新 2015.03.27

近年の小惑星が地球に与える脅威を受けて、NASAでも小惑星を異なる軌道に置き換えるなどの技術を確立するためのミッション、アステロイド・リダイレクト・ミッション(ARM:Asteroid Redirect Mission )が3年前に立ち上がりました。

将来の火星も含むNASA計画の中に位置づけられ、2019年以降の実施予定です。対象候補は3小惑星、ベンヌ、イトカワ、2008EV5が選出されています。ロボット宇宙機が地球近傍の小惑星を取得し、月の周囲の安定した軌道に置き直すという計画です。

2005年のNASAの彗星探査機ディープ・インパクトは軌道変更実験(インパクターの衝突実験)を行いましたが、ARMは重力トラクターを使って軌道変更を行う試験も行えます。小惑星捕獲から月近傍の安定した軌道に動かすには約6年かかる計画。小惑星本体でなく小惑星上の比較的大きな岩をARMのロボット宇宙機で採取して実施するプログラムとされます。小惑星2020年代半ばに 2人の宇宙飛行士はオリオン宇宙機に乗りランデブー、この小惑星起源の岩石を24-25日かけて探査、船外飛行でサンプル収集するという計画のようです。

source : NASA


TOP