宇宙技術開発株式会社

火星にもオーロラ現象を発見

最終更新 2015.03.19

NASAの火星周回衛星メイブン(MAVEN)は、主に火星大気について観測する目的を持っています。搭載されている紫外線スペクトログラフ(IUVS)により北極側高度150kmから190kmのところに塵雲とオーロラを観測しました。

検出されたような上層での塵は、今まで知られていませんが、大気へと巻き上がったものか、火星の2つの月ダイモスやフォボスから来ているものか、太陽風により移動した塵、公転軌道上の彗星起源のデブリかなどの可能性が考えられます。

また、非常に高いエネルギーを持つオーロラが見られたのは、昨年2014年12月25日の前5日間ということで、「クリスマス・ライト」と名づけられました。メイブンは、火星がどのように大気の殆どと十分な水を失ってしまったのかという謎の解明を手助けするため、2013年11月18日に打ち上げ2014年9月21日に火星に到達、約4か月に亘る基本ミッションを実施してきています。オーロラは北半球の広い範囲で計測されています。メイブンや他の火星軌道上の宇宙機に対する影響は特にないようです。

source : NASA